2022/03/25
皆さんこんにちは。カンボジア首都プノンペンの食事処&居酒屋で活動しているたっちゃんです。今日はプノンペンでの物価についてご紹介したいと思います。よくカンボジアは発展途上国だから物価が安いんでしょ?とか聞かれますが、安い部分とそうではない部分があるので主観的ではありますが説明させて頂きたく思います。プノンペンに既に住んでいらっしゃる方には退屈なお話かと思いますがご了承くださいませ。
1.食費
飲食店で活動させて頂いてる僕ですので、まずは衣食住の食に関しての物価のお話をさせて頂きます。外食する場合場所にもよりますが、安いか高いか?と聞かれると安いかと思います。平均所得の現地カンボジア人が普段食事をする場合大体1食$1~5ぐらいの間ではないでしょうか?路上で販売しているカンボジアラーメン(クイティウ)大体$1前後。チャーハンや焼きそばも大体$1前後です。店舗を構えている所ではそれが大体$2~3と言った相場です。
なぜ食の物価がそんなに安いのか?と思われる方も多いかと思いますのでご説明します。
カンボジアの物価が安いと言われても何もかもが安いわけではないんですよ。食材に関しては日本と同じ値段と言っても過言ではありません。例えば鶏肉。日本だと大体ですが500・600円とかそんなイメージですかね?カンボジアでは勿論購入先にもよりますが大体$4ぐらい。円換算すると500円と日本とさほど変わらないんです。野菜も多くが隣国のベトナムやタイから輸入されているので激安ではないんですよ。
じゃなんで屋台や現地カンボジア人のお店ではそんなに安く料理が食べれるのかと言いますと。家賃が安い、もしくは店舗として利用している店が自分の持ち物。人件費が安い。まだまだ未熟な僕ですがこの点は大きな点かと思います。ここが大体の物価の安さに関して説明がつく要素なのではないでしょうか?
富裕層ではない一般的なカンボジア人の平均所得は大体$200~300前後(現在少しづつ賃金は上がってきていますが)です。200ドルって2万5千円ですよ?毎日働いて。でもこれが現実。そしてこの2・3万円で生活しているのがカンボジアの実態です(親戚等に借金をして生活している人も多いですが)
プノンペンでの現地カンボジア人の屋台等ではとにかく原価率が高いです。イメージですと50%以上は大体原価ですね。$1で買ってきた物を$2で販売する感じです。これで生活が成り立つのも発展途上国特有な点かと思います。
しかしながら勿論プノンペンにも高級レストランや日本の物価並のレストランも沢山あります。特に最近は外資が多く流れ込んできているプノンペンですので海外からのオーナーさんがどんどん新しいお店をopenさせています。物価と言う面ですと日本と同じぐらいか少し安いぐらいとイメージいて頂ければ良いかと思います。先ほど述べました通り、食材は意外と高いですが、人件費や家賃が安い為その分コスパは良いお店もありますが、日本の一般的な大衆食堂で支払うぐらいの価格帯レストランも沢山あります。
食の物価にまとめますと。食材は日本とさほど変わらない(安い物も多いですが)。現地系のお店は原価率が高く、利益率を大きく求めていないお店が多いので低価格。しかしながら富裕層をターゲットにした日本並の価格で営業しているお店も沢山あると言った感じですね。
またビールだと現地のビールで1缶大体60円ぐらい。タバコも安く1箱100円ぐらいです。
2.住居費
食に続きまして、住むところの物価ですね。プノンペンの家賃は結構高いですよー。日本の田舎の家賃より普通に高いかと思います。
ちゃんとセキュリティーがついていたり、最近できたアパートやマンションでプノンペンの中心だと1LDKで安くて4万円ぐらいが相場でしょうか。少し高級なアパートになると1LDKで普通に6万以上が相場になってきます。
勿論家の一部を改装した形等の住居もあり、こちらは2万円前後からあります。とても綺麗とは言えませんが住むだけと考えるなら十分な物件もありますね(たっちゃんの主観ですので本当に物件を探される方はご自身で確認願います)
最近はプノンペン住居の物価は上がっているのかなと思います。良く同業から聞く話しでは5年契約だったけど契約更新になると今間での倍の家賃を提示されて移転をした、と聞きます。
と。言う事では今回は簡単にプノンペンの物価について紹介させて頂きましたが、時間がある時にもっと詳しく物価に関して書きたいと思います。
それでは皆様。
ドロンッ
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