2022/03/25
皆さんこんにちは。カンボジアの首都プノンペンにて居酒屋忍者で活動しているたっちゃんです。今度はレストラン関係もUPしていきますが、少し違ったジャンルの情報もあげていきたいと思います。今回はプノンペンの治安について少し説明させて頂きます。プノンペンに行ってみたいけど治安悪いんでしょ?と聞かれる事も多々あります。ちなみに僕の祖母はカンボジアで事業をすると言ったら、地雷あるんじゃないの?と言ってました。プノンペンは危ない部分もありますが、自己管理ができていればそこまで危険じゃないですよー。
海外生活も12年経ったたっちゃんですが、今間で命の危険を感じた事件には幸い巻き込まれておりません。治安が良い悪いと一括りに言っても犯罪の種類にもよりますよね。殺人の多い国、窃盗の多い国、詐欺の多い国と様々です。プノンペンは僕の感覚ですが命の危険にさらされるような事件は少ない方だと思います。その変わり窃盗が多いですね。
犯罪の種類に分けて簡単に説明させて頂きたいと思います。
殺人事件
まずは治安が悪いと言う意味で一番最悪な殺人ですが、アメリカのスラム街等に比べるとプノンペンは安全かと思います。2014年にカンボジアで起きた殺人が213件。この2014年の中には含まれていませんが、2013年に邦人男性が拳銃を使用して強盗殺害された事件はプノンペンにいらした方なら記憶に新しいかと思います。殺人事件に巻き込まれる可能性は低いかとは思いますが自ら危ない環境に置かないよう気を付ける必要はあります。拳銃を使用した強盗(窃盗・強盗で詳しく書きます)がプノンペンでは多いですが絶対に抵抗せず持っているもの全てを渡す事。相手もそもそも金品目的がほとんどで殺そうなんて思っていない場合が普通で持っている物を全て渡したら大人しく逃げて行きます。簡単に殺人事件に巻き込まれるような事はないと思いますが極力人通りの多い明るい所で過ごす事に気を使ってください。
強盗事件
お次は強盗。プノンペンでは犯人が拳銃を持っているという事も少なくありません。日本大使館からの情報だと2014年には59件の銃を使用した強盗事件が発生したとの事。1年間でプノンペン市内で59件ならそんな多くない数かと思います(アメリカ等に比べると)しかし外国人もターゲットにされやすいので注意が必要です。まずは派手な格好をしない、見るからに観光客の様なオシャレをしてブランド物のバッグ、観光客丸出し。オシャレをしたい気持ちはわかるのですが、強盗犯からするとあなたはお金にしか見えてないかもしれませんね。続いて夜中に一人で出歩かない、これはどこの国に行っても言える事ですね。夜中に女の子がコンビニに一人でふらっと行くのは日本ぐらいです。
窃盗(ひったくり)事件
多分プノンペンで治安が悪いと言って一番最初にイメージが湧くのが窃盗かと思います。本当に多いです。本当に信じられないぐらい多いです。どこでも簡単にひったくられます。
それでは、ひったくりに関わるたっちゃんからの注意点をいくつか挙げさせて頂きます。
- 常に周りには泥棒がいると思って行動する。少しでも変だと思ったらすぐお店等の中に入る
- 現金は必要以上に持たない
- 携帯電話、貴重品は歩いている時もトゥクトゥク乗車中も極力使わない(特にIPHONEは高確率でひったくられます)
- バックはリュックにするかタスキ掛けにする。タスキ掛けの場合は取られたときに引きずられてトゥクトゥクから落ちたり負傷する場合があるので注意
- トゥクトゥクに乗る際には出来ればお店の人にそのトゥクトゥクを知っているか(安全か)確認する。
- トゥクトゥクに乗っている際にはバックから絶対に手を離さない。
- 貴重品をレストラン等でもテーブルに置いたりと、手放さない。
- 汚い恰好する。←盗むもの無し。笑
最近よく聞くのは携帯電話ですねー。即やられます。トゥクトゥクに乗っていて、電話しながら歩いていて、レストランでテーブルに置いておいて。どこでも盗まれます。とにかく貴重品は肌身離さず持ち歩いてくださいね。窃盗と言う意味ではプノンペンの治安は最悪です。
詐欺
詐欺も治安に入るかな?僕が今ここで言っている詐欺と言うのはビジネス系の詐欺ではありません。賭博詐欺(カード賭博・トランプ賭博詐欺)の事です。こちらは意外にも僕がやられそうになった犯罪ですね。カンボジアに来る前にネット等で治安をチェックしていた時に読んでいたんですが、まさか自分がターゲットにされるとは。。。。。プノンペンでは結構この詐欺にやられる方もいると聞いているので注意してください。
僕のストーリーで説明させて頂きます。
カンボジアに来て2カ月目、日中近くのスーパーマーケット(ラッキースーパー)で買い物をしていると、中華系の年配の女性が近づいてきました。女性は「どこから来たのか?日本人か?」とフレンドリーに話しかけてきます。僕も人見知りしない能天気な性格なので、「おぉー現地人とのコミュニケーションは大切にしよう」とノリノリです。すると、これから家族でランチをするんだけど良かったら一緒に食べない?と誘われます。僕はなんていい人なんだろうと喜んでついていきます(まずこの時点で子供の頃から両親に言われてたいた「知らない人についていかない」と言う小学生でもしない事をしてしまっていました)。
家に着くと簡単に東南アジア系の料理が並べられていて叔父さん、娘さん、旦那さん等5名で食事を頂きます。この時点はどれぐらいプノンペンにいるのか?何をしているのか?など色々聞いてきます。今考えるとこちらの環境なんかを探ってたんですね。
ご飯を食べ終わると旦那さんと話をします。色々話をした末、旦那さんは「俺はカジノのディーラーなんだ、必ず勝てるブラックジャックを教えてやる」と言われ別部屋に入ります。そして、丁寧に僕に送る合図を教えてくれ、イカサマの練習が始まります。するとブルネイ人を名乗る男が入ってきて、賭けようと言い出すわけです。
僕もこれはネットで読んだやつとまったく同じじゃないか!!とびっくり。ここで部屋を出るのは相当勇気がいるんですよ。電話が鳴ったふりして、今すぐでなければと嘘をついて即ダッシュで逃げます。僕はここで終了。
でもネット等で読む限りではこの後、ゲームが始まり、負けだしてATMからお金を引き出さられたりと結局は金品をだまし取られると言ったパターンらしいです。
皆様。プノンペンではまず知らない人に絶対についていかないでください。
と。言うわけで簡単ではありますが、プノンペンの治安について書かせて頂きました。ほかに質問等あればいつでもメール、書き込みしてくださいね^^
プノンペンの治安は悪くないですが、ひったくりは多いので注意。と言うのが僕からの〆の一言です。
ドロンッ
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